永遠の愛を誓ったパートナーとの絆の象徴である結婚指輪。一生つけるものだからこそ真剣に選びたいですよね。ですが、たくさん種類やデザインがあって迷ってしまう方も多いことと思います。そんな方のために、結婚指輪を選ぶ時のポイントをご紹介します。
この記事を参考に、ぜひあなたにぴったりな結婚指輪を探してみてくださいね。
結婚指輪を選ぶときのポイント
①素材で選ぶ
結婚指輪と一口に言っても、その素材は「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」など様々です。中でも、特に代表的なものといえば「プラチナ」と「ゴールド」。どちらも変色や錆びに強いためよく選ばれています。
ゴールドには、定番のイエローゴールド以外にホワイトゴールド・ピンクゴールドなどのバリエーションもあります。
主に結婚指輪の地金として使われている金属と主な特徴は以下の通り。
イエローゴールド…錆びや変色の心配がなく、強度も高い。
ホワイトゴールド…耐久性が非常に高く、プラチナと比べてより傷が付きにくい。
ピンクゴールド…華やかな色味。銅などが配合されているため時間が経つと色落ちがある。
プラチナ…錆びや変色の心配がない。強度はゴールドには若干劣るが高い。
シルバー…値段は手ごろだが、変色があるので定期的な手入れが必要。ゴールドやプラチナより強度は低い。
また、1種類の地金だけでなく、イエローゴールドとホワイトゴールドを組み合わせたデザインなどもまた個性が出て素敵ですね。
主要な部分をホワイトゴールドやプラチナにして、縁にイエローゴールドがあしらわれたデザインなどもあります。シルバーカラーにさりげなく光るゴールドカラーがアクセントになりますね。
金属アレルギーのある方はアレルギー反応が出ない素材を選ぶことも大切です。
②デザインで選ぶ
一生つけることになる結婚指輪ですから、ほとんどの方は自分の好きなデザインを選びたい!と思うのではないでしょうか。指輪のデザインは宝石の有無やアーム(リングの指を通す輪の部分)の形、装飾の有無など様々です。
③太さで選ぶ
リングの太さが違うと与える印象もかなり変わります。細いリングは可愛らしく華奢な印象を与えます。細いゆえに耐久性に欠けてしまうので力仕事やスポーツをするときは外したほうがいいかもしれません。
太いリングはカジュアルさや個性的な印象を与えます。華奢なリングに比べると変形しにくく耐久性は上がりますが、一方で大きいので重さを感じたり指当たりが固く感じることがあります。
手や指のサイズや厚み、節の大きさによっても似合う指輪の太さも変わるので、実際に試着して自分の手にあった太さを選びましょう。
素材の違いを比較検証
ここでは結婚指輪の各素材のメリットとデメリットをご紹介します。
プラチナ
結婚指輪で根強い人気のある素材が「プラチナ」です。プラチナのメリットといえば変色したり、錆びたりしにくいところです。日常使いに適している素材といえますね。また、金属アレルギーの人でも使いやすいのも多くの人に支持される要因の一つです。飽きが来ないシルバーの色味は、一生使い続ける結婚指輪として間違いない選択肢のひとつですね。
そんなプラチナのデメリットを挙げるなら、ゴールドと比較して強度が低く、強い力が加わったときなどに変形してしまう恐れがあることです。万が一変形してしまっても修理が可能なことが多いので、メンテナンスサービスや修理に対応してくれるブランドを選ぶと安心かもしれません。
プラチナ鍛造とは?
鍛造(たんぞう)とはリングの製造方法の一つで、金属をハンマーで叩いたり伸ばしたり、鍛えながらリングを成型する製法です。通常の、型に金属を流し込む製法よりも強度が高く、ゴールドと比べて変形しやすいというプラチナの弱点をカバーしてくれます。長く着用する結婚指輪だから丈夫さも重視したい!という方はぜひ検討してみてくださいね。
イエローゴールド
近年人気が高まってきているのが「イエローゴールド」の結婚指輪です。プラチナと比較するとゴージャスな印象があります。一般的なシルバーカラーのリングと違った雰囲気を出したい方におススメな素材。
イエローゴールドもまた、変色に強く錆びにくい特徴を持っています。また、プラチナよりも割金の割合が高いため、強度が高いのが特徴です。
ホワイトゴールド・ピンクゴールド
ゴールドに他の白色金属を配合してシルバーの色味を出したものが「ホワイトゴールド」、赤身の強い金属を配合して作られたものが「ピンクゴールド」です。ホワイトゴールドとピンクゴールドは、地金がイエローの色味を持つ金属のため、長年着用することにより少しずつ色味が黄色くなってしまうことがあります。
シルバー
ファッションリングとして愛用されることの多いシルバーリングですが、結婚指輪として選ぶ方も一定数います。結婚指輪にシルバーを選ぶメリットは、なんといってもお値段が安いことです。
デメリットとして、シルバーは変色しやすい性質を持っています。黒ずみ防止のコーティングがなされていますが、空気に触れると次第に黒ずんでしまいます。日ごろのお手入れを欠かさずにしなければならないので、日常において煩わしさを感じるかもしれません。
また、強度がプラチナやゴールドと比べて弱いため、変形などのリスクもあります。
Brillarのシルバーリング一覧デザインの種類は様々!お気に入りはどれ?
結婚指輪には組み合わせによって実に様々なデザインが存在します。たくさんあるデザインの中からあなたのお気に入りのデザインを見つけてくださいね。
お揃いじゃなくてもいい!
結婚指輪は必ずしもお揃いにしなければならないなんてことはありません。お互いが納得してつけ続けられることがベストです。
色形すべてが一緒ではなくても、例えば指輪のコンセプトが一緒であることや、同じ形の色違いにする、ブランドだけ合わせるなど、共通項があるだけでもお二人にとっての唯一のペアリングになるでしょう。
宝石をつける?つけない?
「婚約指輪には宝石をつけて華やかにしたいけれど、日常使いする結婚指輪はシンプルに宝石なしがいい!」と思う方もいるでしょう。シンプルな結婚指輪は歳を重ねても飽きにくく、宝石を使わない分費用を下げることもできます。
一方で、「結婚指輪にも宝石をつけたい!」という方や、婚約指輪を買わない代わりに結婚指輪を華やかにしたい!」という選択肢も。宝石は、定番のダイヤモンド以外にも、最近では人工宝石やカラーストーンなども人気が高まっています。
また、宝石を指輪の内側にするインナーストーンとしてさりげなくオシャレにするのも良いですね!
フルエタニティ・ハーフエタニティ
フルエタニティリングとは宝石が一周ぐるりと敷き詰められている指輪のことです。どこから見ても宝石の輝きが放たれるリングは手元がとってもゴージャスに見えます。
全周にわたって宝石があしらわれているため、価格は高くなりがちです。また、一度リングを作るとサイズ直しができないため、サイズをしっかりと測った上で選ぶ必要があります。
フルエタニティではなく、宝石を半周だけ敷き詰めるハーフエタニティというデザインもあります。ハーフエタニティであればサイズ直しをすることが可能です。
どちらの場合も、エタニティリングは宝石が沢山埋め込まれているため、衝撃により石が取れてしまうこともあります。メンテナンスや修理に対応してくれるブランドを選びましょう。
つける宝石としてはダイヤモンドが主流でしたが、カラーストーンや人工宝石を選ぶなど、より自由な選択をする人も増えてきました。予算や好みに合わせて、自分にぴったりな石を選びたいですね。
アームの種類
リングの指を通す輪の部分を「アーム」といいますが、アームのデザインも多種多様です。もっともオーソドックスなのは「ストレートライン」です。男女問わずつけやすいですし、太さや形状に丸みを帯びさせて見せ方を変えることもできます。
次いで人気なのがリングにウェーブをつけた「ウェーブライン」や「Vライン」があります。リングにウェーブを効かせることでやわらかい印象を持たせられます。ウェーブが浅めにできているものは男性の方にも似合います。
また、アームの表面の形が丸みを帯びているデザインを「甲丸」、平らなものを「平打ち」反り返っているものを「逆甲丸」といいます。
また、アームに細かい粒を打ち込んだ「ミル打ち」というデザインや、アームがねじれているデザインもあります。
婚約指輪と重ね付けができる
数あるデザインの中には、婚約指輪と組み合わせて着用することを前提としてデザインされているものも。普段は結婚指輪のみを身に着け、華やかさを演出したいシーンで結婚指輪と婚約指輪をセットでつける…といった使い分けを楽しむことができます。
イメージで選ぶ
具体的なデザインはよくわからないし、決まっていない…という場合は、イメージで選んでみるのもおススメです。
可愛らしさにこだわるのなら、リングは細めのものを選びましょう。リングが太いとゴツゴツした印象になりがちです。
ゴージャスな印象を持たせたいのなら、エタニティリングがぴったりです。
シンプル・ユニセックス
シンプルでユニセックスなリングは男女お揃いのデザインにしやすいです。シンプルで飽きが来ないので、歳を重ねてもつけ続けられますね。シンプルさの中にもインナーストーンなどであなたのこだわりをプラスすれば唯一無二のリングになります!
個性を出したい
シンプルさよりも手元を強調したいのなら、結婚指輪のデザインを個性的にしましょう。リングの素材をイエローゴールドやピングゴールドにするだけでも他と違って見えます。艶消しやラウンド以外にファンシーシェイプの宝石を使用したリングもあります。すべてこだわりたいのならフルオーダーにしてあなただけのリングをつくるのもあり!
Brillarでは、既存のデザインをアレンジしたカスタムオーダーや、お客様のお好みに合わせたフルオーダーも承っています。
こちらから、過去のお客様のオーダーメイド商品をご覧いただけます。ぜひチェックしてみてください。
コンセプトで選ぶ
ふたりの絆を象徴する大切な指輪だからこそ、デザインだけでなくコンセプトも大事にしたい!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
Brillarのジュエリーは、モアサナイトという人工宝石を使用しています。
モアサナイトは、天然石の過剰採取による自然環境の崩壊や、宝石にまつわる紛争・児童労働などの社会的諸問題から解放された、サステナブルなジェムストーン。
また、サステナブルなだけでなく、輝きや硬度・品質も非常に優れた、次世代の宝石なのです。
新しい時代に生きる人々に、既存の価値に縛られない次世代のジェムストーンを広めたい…。
そんなコンセプトの込められたBrillarのジュエリーは、見た目の美しさやコストパフォーマンスだけでなく、そのコンセプトや価値観にも大きな共感を集めています。
モアサナイトって何?
モアサナイトは、もともとは宇宙から降ってきた隕石の中から発見された宝石で「炭化ケイ素」という物質が結晶化したもの。 地球上ではめったに産出されないものでした。 1998年ごろ、この宝石を科学的に製造する方法が編み出されて以降、ダイヤモンドと近い特性を持った新しい人工宝石として市場に出回り始め、今に至ります。
モアサナイトは、宝石のきらめきを表す「ファイア」において、ダイヤモンドのなんと2.5 倍の数値を誇ります。また、硬さを表すモース硬度も9.5と、宝石の中ではダイヤモンドに次ぐ高さ。価格も天然ダイヤモンドの10%程度と、非常に経済的です。
また製造にかかる1カラットあたりのエネルギー消費量も、天然ダイヤモンドのなんと1%以下。結婚指輪だからこそ、このようなサステナブルなジュエリーを選択したいという方も増えてきています。
まとめ
ここまで結婚指輪の選び方をご紹介してきました。様々なデザインの指輪がありますが、二人で選ぶ指輪は世界に一つだけ。最終的には二人が納得して結婚指輪を選ぶことが一番です。パートナーと話し合って二人だけの結婚指輪を見つけてくださいね。