• 隕石が運んできた、奇跡のジェムストーン

    1893年、地球に落ちてきた隕石の衝突跡から、宝石のかけらが発見されました。当初、ダイヤモンドと思われていたこの宝石は、研究によって「炭化ケイ素」という物質の結晶であることが判明し、「モアサナイト」と名付けられました。 モアサナイトは、地球上において産出されることが非常に稀なため、天然モアサナイトの結晶は希少性があまりに高く、使用が禁じられています。そのため、科学者たちがこの美しい素材の製造を試み、ついにジュエリーとして使用できるモアサナイトの開発に成功し、1998年ごろからモアサナイトが市場に流通するようになりました。 海外では、モアサナイトは既に宝石として広く認知され、婚約指輪として選ばれることも増えてきています。日本ではまだまだ認知度の低いモアサナイトですが、モアサナイトにはいったいどんな特徴があるのでしょうか。

  • モアサナイト

モアサナイトの特徴

  • 1.硬さ

  • モアサナイトは、衝撃への強さ・割れにくさを表す「靭(じん)性(せい)」において、非常に優れています。また、表面の傷つきやすさを表すモース硬度も9.5と、宝石の中ではダイヤモンドの10に次いで高い数値です。

  • 2.輝き

  • モアサナイトの最も驚くべき特性は、その眩いばかりの輝きにあります。 モアサナイトは、宝石のきらめきを表す「ファイア」において、ダイヤモンドの2.5倍の数値を誇ります。そのほか、白く強い輝きを作り出す「ブリリアンス」や、表面の光沢を表す指標においても、ダイヤモンドより高い数値を持っています。

  • 3.メンテナンスのしやすさ

  • ダイヤモンドが油脂を吸着しやすいのに対し、モアサナイトは油脂を寄せ付けにくいため、クリーニングをしなくても輝きが曇らず、長く持続するというメリットがあります。

  • 4.熱耐性

  • モアサナイトの構成物質である炭化ケイ素は、化学的に非常に安定しているため、その結晶であるモアサナイトは、ダイヤモンドより高い熱耐性を持っています。

  • 5.品質の高さ

  • モアサナイトは、人工的に製造されるため、品質にばらつきが少ないのが特徴です。 Brillarでは、クラリティVVS(10倍の拡大鏡でも見えにくい微小なインクルージョン)、colorless、かつExcellentカットが施された、最高品質のものだけを取り扱っています。

  • 6.値段の安さ

  • 値段の安さも、モアサナイトの大きな利点です。同カラットのダイヤモンドの相場の、なんと約10分の1以下の値段で、最高品質のモアサナイトを手に入れることができます。

  • 7.倫理的な理由からも選ばれ始めている

  • 近年、海外では、一部のダイヤモンドが、紛争を起こす反政府組織の資金源となってしまっているなどの倫理的な理由から、モアサナイトを選択する人が増え始めています。 一概にダイヤモンドの是非を決める事はできませんが、商品の背景にある倫理的側面も重要視するようになった現代社会のニーズにも、モアサナイトはマッチしています。

  • ダイヤモンドとモアサナイトの違い

    ダイヤモンド モアサナイト
    原子組成 C(炭素) SiC(炭化ケイ素)
    比重 3.52 3.21
    屈折率 2.42 2.69
    分散度(ファイア) 0.044 0.104
    光沢指標 17.20% 20.40%
    モース硬度 10 9.5
    靭性 Good Excellent
    クラリティ I3 ~ フローレス VS〜
    カラー D-Z D-H
    カットのクオリティ Poor ~ Excellent Excellent
    親油性 あり 低い
    熱耐性 高い 非常に高い
  • モアサナイトのルースサイズチャート