人生の様々なシーンで輝く女性たちのストーリーを紹介するブログ企画<Brilliant Journeys>。このシリーズでは、自分らしいキャリアで輝き続ける方々へのインタビューをお届けします。それぞれの素敵なBrillarとの巡り合わせのエピソードも必見です。
今回インタビューに応えて下さったのは、Brillarの創業初期から様々な業務を支えて下さった、合同会社Hestia代表の内山歩美さん。
内山さんは、シングルマザーとして子育てをされながら、マーケティング事業を営んでいます。「人生で今が一番楽しく充実している」と話す内山さんのエネルギーの源はどこにあるのでしょうか?お話を伺ってみました。
―貴社の事業内容と、内山様ご自身のキャリアについてお聞かせください。
弊社は、中小企業向けのマーケティング支援事業、インバウンド/アウトバウンド支援事業を行っています。
私は、元々好奇心がとても強く、色んな場所に行ってみたい、色々なことを知りたいという想いが常にありました。
その気持ちが抑えられず、大学卒業後20代の前半は、海外を旅したり、帰国しては子ども向け英語教室の講師をしてお金を貯めてまた海外へ行ったりといった生活をしていました。
26歳の頃にそろそろ就職をしようというタイミングで、友人が働いている外資の企業で人材募集をしていると聞き、その会社に入社をしました。
その会社では、国内外のスタートアップ企業のサポート業務を行っていました。それまで、いわゆる「B to B」のお仕事をしたことが無かったのですが、その会社に入って初めて、「ビジネス」というものが楽しいと感じたのです。
その後、結婚・出産を経て、夫の都合で引っ越しを行ったため、会社を退社しなければなりませんでした。
当時は子供が1歳とまだ小さかったので、私は家に居ながら、少しずつフリーで翻訳や秘書業務などの企業サポート業務をこなすようになりました。
それから、よりビジネスの成長に貢献したいという想いから、オンラインでマーケティングの学校に通い、マーケティングのお仕事も頂くようになりました。
そんなタイミングで、当時の夫と離婚をしました。
当時2歳の子供をかかえて、ひとり親としての出発でしたが、私は就職をせずにそのままフリーランスとして働くことを選びました。
子育てをしながら、フリーランスとして仕事を増やしていくのは大変でしたが、ありがたいことにマーケティングのお仕事が増えていき、2022年の4月に法人化をすることが出来ました。
なんだか、こうして話すと随分メチャクチャなキャリアですね(笑)。
―色々なことをご経験されているのですね。シングルマザーとして出発をされる際に、フリーランスというキャリアを選ぶのは、とても勇気のいる選択ですね!就職ではなく独立を選んだのは、どういった理由からだったのですか?
子供がまだ小さかったので、フリーであれば子供との時間も取れるし、家事や育児をしながらでも仕事がしやすいと思ったんです。
もちろん、その分子供を寝かせて夜中に仕事をしたりと、負担もありました。ですが、それでも私にとっては給料が貰えるという安心感よりも、時間の自由と、そして自分の裁量と責任で社会に出るワクワク感の方に価値があると感じました。
また、独立当初の私は、チームプレイよりも、1人で好きなように進んだ方が身軽でやりやすいと感じていました。
―フリーランスという働き方の方が、ご自身に合っていたのですね。独立されてから、法人化されるまでに成長をされた裏には、どのような努力があったのでしょうか?
時間や裁量が自由になるとはいえ、会社に守られることなく自分の力のみで売上を上げ続けるというのは、簡単なことではなかったと自分でも思います。
売上が下がったらどうしようという不安や、まだ小さな子供を抱えて家事育児をしながら仕事を引き受けすぎてしまい、いっぱいいっぱいになって友人に泣きながら電話をしてしまったこともありました(笑)。
それでも、自分の成長を信じて、学びと、そして自分の仕事と向き合うことは止めませんでした。時間の効率的な使い方や仕事の単価と価値の上げ方、細かい作業の外注化、マーケティングにおける成果の出し方の追及など、振り返ると常に試行錯誤しながらここまで進んできたように思います。
ーBrillarとの出会いは、どのようなものだったのでしょうか?
まだ娘が1歳だった頃、これから引っ越しをして仕事を辞めなければいけないというタイミングで、友人と食事をしたんです。私はジュエリーや宝石がもともと大好きで、当時はハンドメイドアクセサリー作りにハマっていました。そんな話を友人にしたところ、
「会社を辞めるなら、知人がやっているジュエリーの仕事を手伝ってみない?」と紹介していただいたのが、小原代表だったのです。
最初は、英語版インスタグラムアカウントへの翻訳作業などのお仕事から始まり、気づくと本当に色々な業務に関わらせていただきました。今思うと、Brillarさんとのお付き合いのはじまりが、私の事業主としてのキャリアの始まりでしたね。
小原代表は、「私、これもできます」「これもやりたいです」と手を上げると、どんな業務でもチャレンジさせて下さいました。まだマーケティングを学びたてだった頃に、大切なマーケティング業務を任せて下さったことは、本当に有難かったです。
イベントや経営のアイデアについてなど、様々なことを夜中にLINEで話し合ったこともありました。
最初は細々とした作業を担うアルバイトのような立ち位置から、マーケティング業務をお任せいただくようになり、そこから更にマーケティング戦略についてのお話もさせていただけるようになり…。私が法人化して以降は、大切なお取引先として。お互いに成長や変化をしながら、関わり方が変化しながらも、こうしてお付き合いを続けていられることは、本当に有難く、嬉しい事ですね。
ーありがとうございます。結婚、出産、退職、そして離婚と、女性として様々なライフイベントを迎えられながら働き続けている内山様と、Brillarの価値観はリンクする部分も多いと思います。
内山様はBrillarのジュエリーをご愛用頂いているとのことですが、ご着用いただいているジュエリーについてお話しいただけますか。
はい。私はBrillarさんのジュエリーも大好きで、これまでいくつもBrillarさんのジュエリーをお迎えしました。
中でもお気に入りでいつも着用しているのは、
Minimal Collection 0.3カラット バゲットカット リング
OHARA PEARLさんの花珠パールネックレスも、よく着用しています。
私はお仕事だけではなく、プライベートでもBrillarさんのファンなのですが(笑)、こうしてBrillarさんと長くお付き合いをさせていただいて感じるのは、ビジネスを通して社会を良い方に変えていこうという小原さんの強い想いです。
モアサナイトという、これまで日本でメジャーではなかった商材を通して、持続可能な新しい選択肢を世の中に投げかけていることもそうですし、社会貢献活動や、社内における労働環境の整備、社員さんとの関わり方などにおいても、随所に小原さんの価値観が強く反映されているように思います。
Brillarさんは、女性スタッフが大半を占める会社です。代表の小原さん自身が子育てをされながら経営されているというのもあり、女性がいかに働きやすいか?を本当によく考えて下さっている会社だなと、外から見ていても感じます。
Brillarさんと一緒にお仕事をしているうちに、そんなBrillarさんと小原さんが大好きになりました。
―最後に、内山さんの今後のキャリアへの展望と、これからのキャリアに悩む方にメッセージをいただけますでしょうか。
私はこれまで、自分の好奇心と興味に対して、常に正直に選択をしてきました。これは、周りから見たら行き当たりばったりに見えるかもしれませんが、私が人生において「自分の心に正直に生きる」ということを大切にしてきた結果だと思っています。
私はもうすぐ、39歳になります(2024年12月時点)。40歳という節目が見えてきて、事業主としてのキャリアがある程度安定してきた今、人生の後半は「今まで自分がしてきた経験・積み上げてきたものを、いかに社会に還元するか」ということをテーマにして行きたいと考えています。
これまでたくさんの企業様の事業支援をしてきた私が次に目指すステージは、「自分の実業を持つこと」。これまで培ってきたマネジメント、そしてマーケティングのノウハウを活かし、新しい事業にチャレンジしていきたいです。
私のような自由奔放なキャリア形成が皆さんの役に立つのかは分かりませんが、これからのキャリアについて悩んでいる方たちにひとつだけお伝えしたいのは、「自分を信じてほしい」という事です。
キャリアに悩むという事は、お仕事に対して何かしら自分の想いや理想を持っているということ。なりたい自分があるという事。
なりたい自分になれる力を自分は持っているのだという事を、強く信じてください。自分を信じることが、前に進む力になってくれると思います。